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一般社団法人
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法人代表理事  竹中 洋

一般社団法人 医学・医療システム研究室の再出発

新緑の候、皆様方にはご清祥にお過ごしのことと存じます。

さて、私は2023年3月31日をもちまして京都府立医科大学学長を辞し、(一社)医学・医療システム研究室代表理事として来たる5月1日から活動を再開することに致しました。ここに改めてご挨拶を申し上げます。

新型コロナウイルス感染症によるパンデミックやロシアによるウクライナ侵略は言うに及ばず、我が国における医師の働き方改革、DXの推進、大学設置基準の改訂など医学教育、研究や医療を取り巻く社会的価値観の変化は、未曾有の世界との遭遇と考えられています。

特に大学での教育研究環境は、Postコロナ社会を迎えて変化を加速することはあっても元に戻ることはありません。旧来のアカデイミアや卒前・卒後の教育・研究体制がこれらの変化をどう受け止め、新しい制度設計を描くかは喫緊の課題であります。
取り分け、医学・医療分野では少子超高齢社会における「人の一生」に関わる学問体系の構築は道半ばにあります。また、実務として重視されている医療安全への取り組みや新薬・新規医療機器開発がそれらの情報基盤の上に築かれる支援が必要であります。細分化された医科学がその教育と研究の目的を見失っているのかもしれません。

このような時代認識のもと、本法人は医学・医療が社会的存在として明確な情報発信ができるネットワーク構築を目的として活動を続けて参ります。私自身が半世紀にわたる医療系大学や医療提供側で経験した全ての分野でデザイン化された進歩と社会還元でお役に立てれば望外の喜びであります。

主たる活動分野
・医学教育について
・医療人のキャリア形成とリスキリング教育
・臨床研究デザイン
・地域医療構想の実体化
・その他、医学・医療周辺事業の情報発信形成

2017年4月から活動を一旦中断し、多くの皆様にご迷惑をお掛け致しました。米田博前代表理事をはじめ本研究室の存続にご協力を頂いた皆様に心より感謝申し上げます。



略歴

竹中  洋 (たけなか ひろし)

◆生年月日 昭和23年5月18日

◆略歴
  昭和49年 3月 大阪医科大学 卒業
  昭和49年 6月 京都府立医科大学附属病院 研修医
  昭和51年 4月 京都府立医科大学大学院 入学
  昭和55年 3月 京都府立医科大学大学院 修了
  昭和55年 4月 京都府立医科大学 助手
  昭和56年 7月 愛生会山科病院 耳鼻咽喉科部長
  昭和58年 2月 京都府立医科大学 助手
  昭和58年 4月 福井医科大学附属病院 講師
  昭和60年12月 京都府立医科大学 講師
  平成元年 4月 京都府立医科大学 助教授
  平成 4年 7月 米国UCLA内科免疫学教室 留学
  平成 5年 3月 京都府立医科大学 助教授
  平成 8年 4月 大阪医科大学 教授
  平成21年 6月 大阪医科大学 学長
  平成27年 6月 大阪医科大学 名誉教授
  平成27年 9月 一般社団法人医学・医療システム研究室代表理事
  平成29年 4月 京都府立医科大学 学長
  令和 5年 3月 任期満了

◆資格・免許 昭和49年6月 医師免許
  平成56年2月 博士(医学)

◆主な研究領域
  耳鼻咽喉科・頭頸部外科学